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働きざかりの健康づくり

2005-10-04 09:44 am by いけいけすざか

お知らせ icon 　従業員一人ひとりが健康に働くための情報交換やモデル事業の計画・推進などを行う「働きざかりの健康づくり研究会」がこのほど須坂市に発足した。その第1回会合が市役所で開かれ、役員の選出のほか、健診結果から浮かび上がる健康状況などを市保健師が報告、今後の課題と活動内容について考えた。
　昨年9月、市は市産業活性化戦略会議を設置、産学官連携等による戦略的産業の将来ビジョンを探る活動を進めてきた。その中に設けた五委員会の一つ、健康づくり委員会（久保正直委員長＝アスザック叙社長）は、産業起こしは健康づくりが基盤という観点から、企業または市民全体で健康増進に努めることの必要性を検討。まずは市内企業と市役所を含む七事業所の代表者で研究会を立ち上げ、事務局を市役所健康づくり課に置いた。
　会合で久保委員長は「30〜40代の働き盛り世代が健康を維持していくことは、国民健康保険の面から見ても将来の市の財政負担を軽減し、同時に企業の活性化にもつながって、お互いに良い効果を共有できる。こうしたことを目標に、企業同士の情報交換や健康づくりの勉強会などを通して、広く普及していける成功例を作りたい」とあいさつ。市保健師が心筋梗塞や脳梗塞発症の危険性を高める内臓脂肪症候群として注目されている「メタボリックシンドローム」について説明した。また各企業の健康づくり活動についての情報交換も行い、健診後のフォローアップや、健診結果を共有し科学的に分析することの必要性なども確認した。
　次回開催は10月25日。なお同研究会の役員は次の通り。
　▽会長　久保正直＝アスザック叙社長　▽副会長横山勝登＝叙鈴木総務部　中沢秀樹＝市総務課長