須園高造園クラブが高甫池を設計

2005-09-11 12:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon須坂園芸高校造園クラブ(宮崎政幸部長、部員約20人)は、高甫小が体育館の新築に伴い新たに造成する高竜池の設計図を描き、このほど、同小関係者に渡した。
 同小の高竜池は昭和63年に整備し、児童の学習、遊びの場として利用されてきたが、昨年末の体育館の新築で用地となったため、同校歴代PTA会長でつくる高竜会とPTA、児童が協力して新体育館南側に新たに造ることに。
 同小OBの村石正郎県議が須坂園芸高同窓会長を務めていることから、橋渡しとなって同高に池の設計を依頼。造園クラブが夏休みなどを利用して測量し、描いた。
 計画では約400平方俊メートルの敷地に幅2.2メートルの水路を敷き、途中に浅瀬の遊水場を設けて水に親しめるようにする。植栽は既存の樹木を利用するとともに、ドウダンツツジの列植や、四つ目垣を設置する。ほかに、園路に延べ段と飛び石を置き、川には伐採した赤松を利用して橋を渡す。
 市役所で開いた引き渡し式で、高竜会の冨沢光男会長(野辺町)は「児童のために安全に配慮した素晴らしい設計図を描いていただき大変ありがたい。イメージに近いものを造りたい」と感謝。造園クラブ員は「石や木が多く測量が大変だったが喜んでもらえる池になれば」と話した。

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