望岳ホーム あす開所

2005-09-02 02:08 pm by 須坂新聞

お知らせ icon NPO法人「障害者サポートクラブゆめ」(岸本利之理事長、望岳台10-9)が、昨年1月認証され、事業の一つ、知的障害者グループホーム「望岳ホーム」(責任者・岸本理事長、5人、写真)が4日午前10時、望岳台19-4で開所式を行う。市内では南原の家(社会福祉法人りんどう信濃会経営、5人)相之島ホーム(県福祉事業団経営、4人)に続く。
 同ホームは18歳〜59歳の須坂市1人、高山村2人、長野市2人が自律した生活を送る場。昼間は作業所やデイサービス、一般就労などで過ごし、朝晩の食事や入浴など生活をヘルパーや世話人が交代で支援する。改修・買い取り費用2,300万円のうち県市補助金1,675万円。上野建設施工。
 事業はほかに、日中活動の場を提供する知的障害者デイサービスセンター「ポケット」(定員15人)を1日、東中前の夏端町5-1で始めた。現在利用者募集中。管理者は坂井恵美子さん。常勤・非常勤の6人体制。午前9時〜午後4時。
 一方、居宅介護等事業所(夏端町5-1)として、障害児・知的障害者・身体障害者のホームヘルプサービス「かがやき」を1日から始めた。管理者は上沢敬子さん。午前6時〜午後8時。長野市・須高地区を営業範囲に身体介護や家事援助、通院介助など行う。
 タイムケア事業は任意団体から4年目。また、市社協ふれあいのまちづくり事業第四部会がボランティアセンター(社協隣)で開く障害者や高齢者の支えあいサロン(毎週土曜午前10時〜午後3時と夏・冬休み)への協力も続けていく。
 ヘルパー講座の協力では昨年知的障害者3人が3級を、2人が2級を、今年は5人が2級を取得した。就労支援でのパソコン教室の紹介や連絡調整し、サンアップルでの絵画教室やアクアビクス水泳で余暇開発・健康維持に努めている。10月開所を目指す宅老所「なかま」(夏端)も準備中。
 岸本理事長は「障害者や高齢者の声を聞きながら願いをかなえるサポートをしていきたい。事業展開は利用する当事者本人の希望がすべて。安心して暮らせる須坂市を目指したい」と話す。問い合わせは岸本理事長TEL245―9292。

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