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県内初　２人が全国入賞　武術太極拳大会

2005-06-19 04:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 　第13回ＪＯＣジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会が先ごろ、横浜市の横浜文化体育館で開かれた。
県武術太極拳連盟所属の男女2人が県内では初のジュニア太極拳（創設4年目）で入賞した。須高太極拳協会（鈴木照子会長）でけいこに励む斉藤希さん（八幡町、中１）は女子ジュニア太極拳１（中学生以下）で５位。西原賢（さとし）君（高山村、同）は男子ジュニア太極拳１で８位。須高協会からは4人が出場した＝写真は前列の2人を含むジュニアのけいこ、４日。
　須高協会は毎週土曜午前9時半〜正午、市剣道場でけいこを行う。ジュニアカンフー・同太極拳に10人前後が通う。県内でもハイレベルを指導するのは、山崎優子さん（日本武術太極拳連盟公認太極拳指導員、同公認長拳（カンフー）指導員、同Ａ級指導員）と山崎岳彦さん（同公認太極拳指導員、同公認長拳指導員）。
　ジュニア太極拳は3分の制限時間内に演武し点数を競う。指導する山崎岳彦さんは「楽しむ太極拳から入り、最近皆やる気が出て、うまくなりたい―へと変わってきた。正しい姿勢と正しい動作の反復練習を重ね、夏の全日本選手権に向けてさらに頑張って」と話す。
　斉藤さんは小5で始めて3年目。「入賞は信じられなかった。うれしかった。目標を高く持ち、もっとうまくなって上位を目指したい」と話す。西原君も3年目。「大会に出て初めての入賞が今大会でびっくりした」と話す。指導者はほかに島田誠さん、小林文子さん。4、5月は月1回、中国総合太極拳世界チャンピオン孔祥東さん（33）の指導を受けた。6月は3回須坂商工会館で指導を受けている。