須高でも「ごみゼロ」で地域一体

2005-06-06 12:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 5月30日の「ごみゼロ」にあわせた環境美化運動が29日、全県的に行われ、須高でも多数の住民がボランティアで参加、ごみや空き缶などを収集した。
 5月30日の「ごみゼロ」にあわせた環境美化運動が29日、全県的に行われ、須高でも多数の住民がボランティアで参加、ごみや空き缶などを収集した。
 須坂市では市、市環境衛生推進協議会、小さな親切運動須高支部が主催して「まちなみクリーン作戦」と銘打ち実施、自治会・団体・事業所・学校・一般市民ら1,756人が市内各所に分かれて活動した。参加者は学校や自治会などの参加が増えた結果、前年に比べて473人(約37%)も増加した。
 今回は、昨年度に相之島排水機場に大量のごみが流れ着いたこと、台風の影響で市内河川の下流域にごみが流れ着いたこと、現在も河川下流にプラスチック系のごみがあり自然環境を損ねている状況を受け、市役所前庭(写真上)のほか、新たな集合場所としてJA須高豊洲果実集出荷所を設置、各河川の下流域を活動範囲に加えた。
 参加者のうち、619人の森上小、284人の屋部町、210人の村山町など大量動員の団体はそれぞれの地域で独自に取り組んだ。森上小では「クリーン作戦森上」と称して、各支部ごとに親子で汗を流した。
 その結果、可燃ごみ1480キロ、不燃ごみ1760キロを収集。一昨年から実施している犬のふん特別班も4キロのふんを集めた。前年に比べて可燃ごみは40キロ、不燃ごみは20キロ減少、ふんは前年並み。不燃ごみの中にはタイヤ32本、バッテリー5個、冷蔵庫1台、ストーブ2台などがあった。毎年参加しているという人は「ごみは減っているが、市街地には相変わらずたばこの吸殻が目立った。喫煙者はマナーを守ってほしい」と訴えていた。
 小布施町は昨年度から設定した「環境美化・よろずぶしんの日」としてコミュニティーや自治会ごとに、ごみなどの収集と共に道路整備・水路整備・交通安全施設整備などを行った。 町のまとめによれば、この日は町全体で2,286人が参加、昨年の活動に比べて554人も増え、地域美化に住民が一体となった。その結果、空き缶1,650個、可燃ごみ1310キロ、埋め立てごみ4,600キロを収集した。この活動は10月16日にも実施する。
 高山村では5月24日に山田牧場一帯でごみの一斉収集を行い、軽トラック一杯分の空き缶や空きビン、可燃ごみなど拾った。あす5日午前8時半から、YOU游ランド入り口で空き缶持ち帰りの啓発運動を行う。

2005-06-06 12:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。