きょうから「子ども読書週間」

2005-04-23 11:58 am by 須坂新聞

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 須坂市常盤町の市立須坂図書館は、二十三日から五月十二日まで子どもの読書週間を開催する。全国統一のテーマは「コノ星ニハ本ガアル…」。期間中の展示企画として、同館職員が幼いころに読んだお気に入りの本を紹介するほか、一般の来館者が推薦する本のタイトルを、星形の用紙に書いて張るコーナーも設けている。同館の蔵書数は約十二万二千冊。そのうち児童書・絵本・紙芝居などは三万三千冊を数える。この中から今回は、同館職員の小林弥生さんにオススメの本を紹介してもらいました。

【かわっちゃうの?】幼児〜小学校低学年向き アンソニー・ブラウン/作 評論社
 「これからは、いろんなことがかわるんだよ」とおとうさんが言った。一人家に残されたジョーゼフがあたりを見回すと…? よーく絵を眺めていると、見慣れた家がちょっとずつ「へん」になっていく。でも、こんな「へん」だったら楽しいかもね。

【わにわにのおふろ】幼児向き 小風さち/文 山口マオ/絵 福音館書店
 おふろが大好き“わにわに”くんは、きょうもおふろに入ります。大胆でユーモラスな絵と言葉がぴったりはまっていて、思わず笑顔になっちゃいます。わにの表情(!?)にご注目。たまらなく楽しい顔に見えますよ!

【うさぎのおうち】幼児向き マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 ガース・ウィリアムズ/絵 ほるぷ出版
 やわらかな春の情景の中、子うさぎが自分の家を探しにでかけました。でも、うさぎにぴったりの家はなかなか見つからなくて…。うさぎは自分の家を見つけることができるのかな? 歌うようなリズム感のある文が読み聞かせにオススメです。

【赤いおおかみ】幼児〜大人向き F・K・ヴェヒター/作 古今社
 子犬の頃にもらわれていく途中で馬車から落ち、オオカミの中で育った犬の話。波瀾万丈な一生を流れるようなイラストと、淡々とした文で描いています。文章は少ないですが、まさに大人向きの絵本です。飾るように所蔵したい一冊。

【さらば、猫の手】小学生向き 金治直美/作 こぐれけんじろう/絵 岩崎書店
 スイミングにピアノに塾に宿題。「猫の手」も借りたいほど忙しい毎日を送る小学生のぼく。そんなある日、ガチャンポの機械から「猫の手」が出てきた! 猫の手は人間の代わりに仕事をしてくれるらしいけど…。私も猫の手が欲しい、って思いませんか?

市立須坂図書館
http://www.city.suzaka.nagano.jp/shougai/toshokan/

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