2025-06-07 07:00 am by 須坂新聞
小山小6年生(60人)は5月27日、須坂高校の文化祭「りんどう祭」のシンボルである龍制作の様子を見学した。木材と竹で形作られた龍の基礎となる骨組みを見た児童は「めっちゃ大きい」、「初めて見た」と興奮した様子だった。
龍に興味を持ってもらおうと同校が企画。児童は龍長と副龍長の生徒の案内で、グラウンド南側で進められている制作工程を順番に見て回った。
作業は頭、首、胴、手足など八つの班に分かれている。生徒は接続部分が滑らかになるようにする苦労や、「各パートをつなぎ合わせ、龍が建つ時は感動的。達成感が味わえる」など龍制作の醍醐味(だいごみ)を聞いた。
龍に張り付けるウロコの用紙に「須坂高校に入学したい」、「ソフトボールがんばる」など思い思いに記した。
「プロ野球選手になりたい」と将来の夢を書いた篠塚晴さんは「(須坂高は)お父さんが通っていた高校。文化祭は家族で見に来たことがある。その時の龍はめっちゃかっこよかった。すごいと思った」と話した。
龍制作は3月中旬から本格的に始まった。龍長の内山拓海さん(3年)は「今年は高さと奥行きがある龍を設計。自分たちが納得のいく龍が建つように取り組んでいる。実際に龍を見ることで、この先、制作にも携わってもらえれば」と期待した。
りんどう祭は6月27〜29日(一般公開は28、29日)。高さ約8m全長約40mの龍はグラウンドに建立する予定だ。
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