『松川四季の道』にスイセン〜旭ケ丘小6年と旭ケ丘地域づくり推進プロジェクト

2021-10-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 旭ケ丘小6年生(28人)と旭ケ丘地域づくり推進プロジェクト(吉田洋代表)は19日、一級河川松川左岸のウオーキングコース通称「松川四季の道」沿いにスイセンの球根550個を植えた。また自然学習会を開き、豊かな環境に思いを寄せた。ふるさとを大切にする心を育くむとともに、2019年の東日本台風災害からの復興を推進する目的で同プロジェクトが行う、県地域発元気づくり支援金活用事業の一環。この日は旭ケ丘ふれあいプラザが協力した。
 プロジェクトが事前に土を盛って花壇を準備。当日もメンバー12人が参加した。児童は球根を一人20球ずつ、丁寧に埋めた。花びらの形や色が異なる3種類の花が来春咲く予定。児玉海斗君は「きれいに咲くといいなと思いながら植えました」と話した。
 今後は、河川敷のアヤメを移植したり、コスモスの種をまく計画もある。
 また学習会で西村直利さん(北旭ケ丘町)は扇状地の成り立ちや松川水系などについて解説。吉田代表(松川町)は、四季の道から望む“全国レベルの景色”に圧倒的な存在感を放つ北信五岳などの山々について話した。
 篠田陸君は「地域の方たちが昔の事など、いろいろ教えてくれてうれしい」。木村拓未君は「ボランティアに参加するという面でも、思い出の活動ができたと思う」と話していた。担任の中井光一先生は「地域の方とは花作りなどで普段から関わりが深い。地域の知らないことを、現地で直接お話を聞けるのはとても貴重なこと」と感謝していた。
 現在、一帯では20年度防災・安全交付金工事で、河道の掘削などが行われている。

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