【須坂市】子育て就労総合支援Cシルキーに〜来年5月開設

2021-10-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市教育委員会子ども課は14日、須坂駅前ビルシルキー1階(北横町)に移転する「市子育て支援センター」と新たに開設する「市子育て就労支援・市民交流施設」の配置など来年5月に供用開始を予定する「市子育て就労総合支援センター」の概要を一般市民に説明した。三木市長は「改善を求める声が上がっていた子育て支援センターを移し、併せて子育て世代の就労を支援し、にぎわいの場をつくっていくことが大事だ」と述べた。
 市子育て支援センターは、平成15年4月開設。中央児童センター(平成元年1月改築)との併設で狭く、駐車場も狭い、など改善を求める声が上がっていた。市は移転先を検討してきた。シルキー1階所有者から産官共創事業の提案があり、市は国の交付金が活用できることから子育て就労総合支援センターとして整備する方針を決めた。9月市議会で条例案が可決された。
 施設整備は、子育て世代の育児や就労を支援し、地域全体で子育てを支援する基盤の形成を図り、新たな市民交流と働き方の場を提供し、にぎわい創出を図ることを狙う。
 工事は今年10月から来年3月まで。事業費は3億9,900万円。全額地方創生拠点整備交付金の対象。うち2分の1は地方負担分で補正予算債(充当率100%、交付税措置率50%)の対象となる予定。
 市子育て就労総合支援センターは、就労をはじめとする女性活躍を一層促進するため、託児・就労相談・コワーキングスペース(オープンスペースを共用して働く個室)など子育てから交流、就労まで一貫した支援機能を有する多機能・一体型かつ分野横断型のサービスを提供する。
 市の施設で運営は指定管理者。1階の面積は1,366平方メートル。利用対象者は、子育て支援センターが従前通り就学前児童と保護者。他は、子育て世代の女性を中心に幅広い世代や地域住民。
 子育て支援センターは、ホール、おもちゃ図書館の他は新規に授乳室、おむつ交換室、絵本読み聞かせコーナー、親子で使えるトイレ、ベビーコーナー、ランチコーナー、午睡室、相談室を配置。
 子育て就労支援・市民交流施設は、コワーキングスペース、会議室、多目的ホール、絵本コーナー(ロビー)、キッチンスタジオ、コーヒースタンド、スタジオ、託児室を配置する。
 開館時間は、両施設午前9時から。子育て支援センターは午後4時まで。子育て就労支援・市民交流施設は午後10時まで。休館日は子育て支援センターが現行通り(日・祝日、年末年始)。子育て就労支援・市民交流施設は年末年始(12月29日〜1月3日)。
 利用料は子育て支援センターが現行通り無料。子育て就労支援・市民交流施設は指定管理者と協議の上設定。
 無料駐車場は総合支援センター全体の利用者用に3カ所を予定。

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