【須坂職安】10月求人倍率0.96倍〜新型コロナ影響続く

2020-12-12 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂公共職業安定所(ハローワーク須坂)管内の10月の有効求人倍率は、前月より0.03ポイント下回って0.96倍となった。全国は1.04倍、県は1.03倍で共に前月並みで推移、新型コロナウイルス感染症の影響が続いている。
 須坂公共職業安定所管内の10月時点の有効求人数は前年同月比26.6%減の1,224人となり、26カ月連続で前年同月を下回っている。10月の新規求人数は前年同月比6.0%減の483人。
 産業別でみると、建設業、運輸業・郵便業などの業種で前年同月を上回り、製造業、宿泊・飲食サービス業、医療・福祉業などが前年同月を下回った。有効求職者数は前年同月比22.6%増の1,278人。県内12安定所の中では大町安定所が1.39倍で最も高い。
 同安定所の松本賢一郎所長は「今のところ新型コロナを起因とする人員整理は見られないが、多くの業種で新規求人の減少が続く。コロナの雇用への影響は注視する必要はあるが、転職先を求めて活動する求職者の早期再就職実現を図っていきたい」と話している。
 また、管内の来春高校卒業予定者の10月末の求人件数は101件、求人数は270人で前年同月とほぼ同じ。就職希望の生徒数は前年同月比36人減の77人で、就職環境は現在順調に推移している。
 なお、同安定所は須高3市町村と長野市若穂地区を管内とする。

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