五味池の総合案内所来月開所〜地域おこし協力隊の上田さんが豊丘町に

2022-02-26 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市地域おこし協力隊として昨年9月から五味池破風高原自然園にあるオートキャンプ場の管理・運営任務に活動する上田慎也さん(38)は3月1日、豊丘町に「五味池破風高原総合案内所 たこ焼き喫茶破風」を開所する。電気や通信環境の整う里でキャンプ場の予約を受け付け、案内所機能を提供する。妻歩(あゆみ)さん(29)と豊丘町在住。歩さんは案内所を補佐しながら軽食・喫茶部門に従事する。
 オートキャンプ場は豊丘財産区が2018年に開設した。上田さんは昨年任務に就いてから閉山まで2カ月だが、昨シーズン(6〜10月の土日営業)の利用者は7組ほど。「関東方面が多かった。帰りに今季の予約も入り、一定の五味池ファンの需要が見込める」(慎也さん)
 上田夫妻は前職警察官。共に交通部門。慎也さんは18年、歩さんは6年奉職した。大阪府摂津市からの転居だが、慎也さんは名古屋市出身、歩さんは摂津市出身。
 慎也さんがキャンプ場の運営を仕事にして自らもキャンプがしたい―と、田舎暮らしと職住近接生活に思いを巡らし、移住先候補として長野県を選んだ。
 「大阪で移住相談をしたら、長野県内でも須坂市が住みやすいとのアドバイスを受けた。須坂市政策推進課に相談すると、希望する任務に巡り合った」
 「市の担当者との話の中でキャンプ場運営が偶然出てきて、昨年7月上旬にキャンプ場を見て、気に入り、すぐに決めた。運がよかった」(慎也さん)
 総合案内所は既存のプレハブを借りて開く。広さは約50平方メートル。既存の木製長テーブルなども活用し約20席を用意する。
 軽食は、歩さんのふるさとの味「たこ焼き」「たこせん」(大阪の子供のおやつ)の他、五味池破風高原の名物ジンギスカン(羊の肉)を挟んだ「高原サンド」や「ピザサンド」など。コーヒー、紅茶など飲み物も。
 半年の豊丘生活について、慎也さんは「移住者にとっては地域に溶け込めるかがポイント。受け入れていただきありがたい。豊丘はいろんな職業の人が地域のことを考えて知恵を出し合い協力し合っている」。
 案内所の営業時間は午前10時から午後6時ごろまで。火曜定休。5月下旬〜11月2週目のシーズン中は無休。場所はケイ・アイ・ナーセリー敷地内。
 「県外の人の他に、普段は話ができる場なので地元の人に立ち寄ってほしい。地域の憩いの場として活用してほしい。住む人の視点でヒントももらえたらうれしい」。上田夫妻は任務終了後の3年後に同施設の運営会社を起業したい考えだ。
 オートキャンプ場は8区画。予約サイトを来月開設する予定。ログハウスなどの建物に泊まることも、車中泊もできる。案内所直通は☎080-8744-4051。

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