2022-02-19 09:51 am by 須坂新聞
JAながの須高ブロックは支店・拠点の再構築の一環として、28日、農産物直売所のお百ショップすざか(須坂支所内)とお百ショップいのうえ桐の里(幸高町)を閉店。統合して、3月10日、A・コープすこう店(高畑町)直売コーナーを拡充する。
お百ショップすざかといのうえ桐の里はここ数年約3,000万円の売り上げで推移、同ブロックによると赤字状態という。A・コープすこう店直売コーナーとお百ショップおぶせ(大島)は1億円ほどの売り上げで安定しており、同おぶせは現状のまま存続する。
お百ショップは地元生産者らでつくる直売部会員約700人(部会重複加入者含む)で構成・運営する。部会員は自ら栽培した新鮮な農産物などを提供、地域の人たちが購入している。交流の場がなくなり、売る側・買う側双方に惜しむ声は多い。一方でリニューアルオープンするA・コープすこう店への期待もある。
また、金融店の井上店は今月28日に閉店となり、業務は須坂支所に移管。井上店の後はJAながのが総合資材センターの配送拠点として活用していく。
リンゴ、モモなどの共選所関係では、井上共選所が昨年7月、須高フルーツセンター(小島町)に統合した。同共選所の後は全農長野が物流倉庫として運営している。
小布施第1フルーツセンター(大島)と高山共選所(荒井原)は須高フルーツセンターの受け入れ体制が整った段階で統合を目指すという。
ブドウの4集出荷施設(須坂・高甫・日野・小布施)の運営は当面継続。高山支所の共済業務は昨年4月、小布施支所に移管した。
管内6カ所で毎年開催の組合員懇談会は新型コロナ感染防止のため今年は中止。意見・要望については懇談会資料と共に配布した記入書に書いて提出してもらう。須坂支所の丸山暢統括支所長は「施設の統廃合は組合員の永続的な利益のため必要。不便をおかけするが理解していただきたい」と話している。
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