須坂青年会議所が公開討論会〜3市町村長と地域課題で意見交換

2021-09-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂青年会議所(山下浩史=ひろふみ=理事長)は20日、須坂、小布施、高山の首長をパネリストに招いて市民公開討論会「第2回すざかいぎ」を市シルキーホールで開いた。事前アンケート(約150人回答)で関心の高かった「インター周辺開発とまちづくり」など三つのテーマで意見を交換した。須坂高校生から一般まで35人が参加。ウェブ同時配信は約100人が視聴した。会場やウェブ視聴者から意見や質問が出された。
 山下理事長は「私たちは須高地域をより豊かにすることを目指して活動している。課題を解決するためには、自治体の枠を超えた広域での地域連携が必要だ。市町村長のご協力により今討論会を開くことができる」と開会あいさつで述べた。
 パネリストは5期目の三木正夫須坂市長、今年1月に就任した桜井昌季小布施町長、2期目の内山信行高山村長。
 副理事長でコーディネーターの宮沢智史さんは「課題を共有し10年後、30年後、50年後の地域をどうしていきたいかを一緒に考えたい」と述べ、討論テーマを進めた。
 「インター周辺開発とまちづくり」では、工事が始まり、期待が大きいが、市街地や商店が衰退する懸念もある。共存共栄や来訪者誘致など諸課題を短期・中期・長期の視点でみて須高への影響を展望してと投げかけた。
 三木市長は「開発は順調に進んでいる。進出予定事業者はこの地域の発展に尽くしたいとしている。私は北信がよくなる視点で話している。生き残ってきた須坂の商店は、大型店ができても、より前向きな経営をすれば生き残れると思う。魅力的な3市町村が連携し観光客を呼ぶためにも役に立つ開発だ」。
 桜井町長は「来訪者がそのまま須坂、小布施、高山にみえることが大事だ。そこにしかない、そこでしか味わえないもの、ローカル性や郷土性が大事だ。小布施の栗、須坂のフルーツ、みそ、高山の温泉、豊かな自然などをどう強化するかがポイントだ。互いの強みを利用することも大事だ。大型商業施設に須高共同の観光案内所も検討に値する」。
 内山村長は「北信の拠点になるので全体で交流し、経済は必ず回るのでみんなで育てる意識が重要だ。滞在時間を長くして北信の良さをみてもらえればいい。就労の場ができることは村内移住者にもプラスになる」。
 観光振興について、理事長を経験した山崎永一さんは「コロナ後の観光は見るから体験へ変わるので3市町村のベクトルを合わせ、ストーリーづくりやアプリ開発に力を入れてほしい」と注文した。
 桜井町長は「体験には二つの方向がある。アクティビティと癒やし、静と動。足りないものを補う連携ができればいい」と応じた。
 内山村長は「買う、食べる楽しみの観光は村だけではできないので連携が必要だ」。
 三木市長は「上信越ふるさと街道を活用することも大事だ。広域観光を大事にし、その一環で小布施、高山との連携をしたい。インバウンド需要の前に在日外国人も大事にしたい。思い出に残るまち歩きのできるまちにしたい」と語った。
 初回のすざかいぎは2019年。「令和を歩む須高のまちづくり そして未来へ」と題し開いた。

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