JAながの須高ブロックが懇談会で施設再編へ理解求める

2021-02-20 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon JAながの須高ブロックは10日から18日にかけて管内6カ所で組合員懇談会を開き、令和2年度12月末の事業活動報告や同3年度事業計画などについて説明した。懇談会では、支所や営農施設の再編など須高ブロックの検討課題を説明、理解を求めた。
 JAながの全体でも、農業者の高齢化や将来的な人口減少、TPPなど国際的な自由貿易協定による市場競争激化、マイナス金利政策の長期化による金融事業収益の減少など厳しい環境に対応して、支店・拠点の再構築を推進している。
 須高ブロックではぶどうは品種更新、面積拡大が続いているため4集出荷施設(須坂・高甫・日野・小布施)の運営を当面続ける方針。今後シャインマスカットの拡大により、格付けの指数化(AIによる選果システム)が必要な場合は2カ所への集約を目指す。
 リンゴ、モモなどの共選所では令和3年度に井上共選所を須高フルーツセンター(小島町)に、小布施第一フルーツセンター(大島)と高山共選所(荒井原)は今後、須高フルーツセンターの受け入れ体制を整備して統合を目指す。井上共選所後利用として3年度に全農長野が運営する総合資材センターにする方針。
 また、高山支所の共済業務を令和3年度に小布施支所に移管。井上店内にJAながのが配送の拠点とする総合資材センターを運営する。ATMは利用件数の減少が顕著な旧仁礼支所を令和2年11月に廃止、旧都住支所の設置機器を同12月、新築した小布施支所に移管した。
 その他、拠点集約案として、お百ショップすざか(須坂支所敷地内)と同いのうえ桐の里(井上町)の2店は令和4年度にA・コープすこう店直売コーナーを拡充して統合。日野・井上・高山・小布施の各農業機械センターを令和5年度に須高農機センター(仮称)に集約することを示した。また須高ブロック管内に葬祭施設の建設を検討している。
 小布施町の組合員を対象に16日、旧都住支所で開かれた懇談会には約30人が参加した。
 組合員から「農機具故障の時などは農業機械センターが必要。小布施センター廃止は困る」との質問に、井ノ浦信男小布施支所長は「ブロックに1カ所拠点を設けて人員を配置し、必要に応じて現地で対応する態勢をつくる」と答えた。
 また、「営農技術員が1人欠員状態。1〜2年で担当者が代わることが多くて不便」との要望に、牧良一副組合長は「できるだけ早く1人補充したい。職員は自営の農業に就いて退職する場合が多い。できるだけ長く担当できるようにしていきたい」と答えた。
 「須高ブロック内に葬祭施設を建設する計画だが、コロナ禍が続く中、必要ないのでは」との指摘に、牧副組合長は「家族葬などのニーズはあるのではないか。皆さんの意見をよく聞きながら建設するしないを含めて検討したい」と答えた。

2021-02-20 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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