【須坂市】須坂市仁礼栃倉に新学校給食センター完成〜アレルギー対応食も提供

2021-01-23 09:04 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市がPFI方式(民間活力導入)により発注する市学校給食センター(仁礼町栃倉)が完成した。18日、関係者20人余が出席してしゅん工式を開いた。新型コロナの影響で工期が半年延びたが、現在稼働する村石町の施設(3月まで)に続いて新年度から約4,400人分(市内小中16校の児童生徒・教職員)の給食を提供する。新たにご飯を炊くラインを設置。食物アレルギー対応食の専用調理室を備えた。
 煮炊き調理室には蒸気回転釜(1基1,000人分)が一直線に並ぶ。事業者が特にこだわった配置だという。
 肉・魚、卵、野菜類の各食材搬入口から各下処理室―各調理室―コンテナ室―配送室まで動線が交わらない設計。食材の汚れが別の食材に移らないよう、部屋も下処理室と調理室を区切り、人の移動はなく食材だけを移動させる仕組みだ。
 ご飯は1釜14kg(米と水が自動で入る)を25分〜30分で炊き上げるという。1日に45釜前後を使用する。
 肉・魚は成形加工し揚げ物・焼き物調理室で調理する。
 野菜は4回洗い(水洗い2回、次亜塩素水1回、水洗い1回)。
 あえ物調理室は加熱食材を真空冷却(10度以下)し釜であえる。
 食物アレルギー対応食室(最大60食)は担当以外入れない設計。牛乳・乳製品、卵・卵製品、エビ・カニを除去して提供する。
 コンテナは4クラス分が入る。新たにご飯茶わんとはしを提供。小学生用トレーも入るため一回り大きい。配送はコンテナ6台が入る3t車と、同4台が入る2t車の計6台のトラックで届ける。
 敷地面積8,242平方メートル。建物は鉄骨造2階建て。延べ床面積約3,000平方メートル。施設整備費約21億8,000万円。事業者の須坂スクールランチサービス(須坂市新町、善田高志社長)が2035年7月末まで運営する。調理は現施設同様にジーエスエフ(東京)。
 しゅん工式で三木市長は「県内初となるPFI事業の構想段階から知恵や経験をいただいた。命の教育や食育に大切なことは食べること。センターはこれからも貢献する」。
 中島義浩市会議長は「安全安心の給食提供を願っている」。善田社長はリモートで「食の楽しみと生きる力を給食を通じ育みたい。お子様の笑顔を目標に進めたい」と述べた。
 PFIは特別目的会社に設計・建設・維持管理・運営を委ね、市は費用を負担する。設計監理は梓設計・アーキプラン設計・工事監理共同企業体。建築は北野・須坂土建特定建設工事共同企業体。電気機械はトーエネック。厨房機器はアイホー。維持管理は三菱電機ビルテクノサービス、合人社計画研究所。運営はジーエスエフ。

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