【須坂市】第六次市総合計画将来像は「豊かさ」と「しあわせ」を感じる共創のまち須坂

2021-01-01 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は先ごろ閉会した12月市議会で可決された第六次市総合計画(基本構想)を本年4月から10年間進める。総合計画は市が目指す将来像を描き、その実現に向けてどう行政経営をしていくのかの最上位計画。次の10年は人口減少をいかに最小限に抑え、まちを維持するかが重要だ。新型コロナや気候変動による大災害など新たな脅威への対応が求められる。市の有形・無形の資産を継承し、進化させ、磨いていく10年が始まろうとしている。以下に基本構想の一部を掲載。


 須坂の魅力と特徴 ▽豊かな自然と暮らしが両立する環境▽本格的な少子高齢社会の中で人口を維持▽子育て世代に選ばれている▽多様な産業がバランスよく発達▽市民一人ひとりが健康づくりに取り組み、元気な高齢者が活躍する▽地域活動が活発で、人と人とのつながりが維持されている▽市民が愛着と住みやすさを感じている▽政策評価では健康や安心・安全に関する施策が高く評価されている▽市民・企業・活動団体・行政が協力して共創のまちづくりを進めている―の9点。
 将来像「『豊かさ』と『しあわせ』を感じる共創のまち須坂」と目標人口(2030年46,800人。政策誘導により推計値より約2,200人増が目標)を達成するためにベースとなるのが有形・無形の資産。その中身は 1.ほんものの誇り 2.つながりの安心 3.すこやかさの活力―の3点。
 1.は自然や歴史・文化に育まれた豊かな暮らし。2.は居場所や活躍の場がありあたたかいまち。3.は健康づくりを中心とした市民活動の蓄積や農業をはじめとする産業がバランスよくあり、活力につながっている。
 これからのまちづくりは「市民・企業・活動団体・行政」の4者が知恵を出し合い、それぞれの立場で役割と責任を果たし一丸となって進めようと記す。
 2030年に向けた成長戦略SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標と企業経営の指標「ESG」(環境・社会・統治)を踏まえて計画を進めていくとしている。
◆有形・無形資産を基に変化に対応―
 ◆「2030年までに起こりうる主な変化」→「本市の目指す姿(シナリオ)」 ◇社会・人口の変化 ▽新型コロナ等の感染拡大や気候変動による過去に例のない規模の豪雨や台風災害のリスク→行政、市民、地域が一体となってリスク管理に取り組み、感染症や災害と共存できる柔軟な対応力を持った強い社会を形成▽ウィズコロナ時代の「新しい生活様式」やソーシャル・ディスタンス(フィジカル・ディスタンス)が標準となる社会→市民一人一人の健康づくり意識、地域のつながりなどの無形資産が支える健康長寿モデル「須坂JAPAN」が世界的に注目される
 ▽人材不足を背景にあらゆる分野で男性や女性、若者や高齢者、障がい者の有無などの区別なく、多様な人材の活用が進む→健康づくりや福祉の先進地域として、特に女性や高齢者が活躍できるフィールドが豊富にあり、誰もがいきいきと自分らしく活動している▽ICT(情報通信技術)化の進展や働き方改革、新型コロナ感染拡大等の影響で、地方暮らしを選択する人が増加→豊かで美しい自然と快適で便利な都市生活が両立できるまちとして、子育て世代の移住者に選ばれている
 ◇産業・経済の変化 ▽人生100年時代を迎え、健康寿命の延伸や健康増進ニーズが高まる→健康長寿の伝統やノウハウを生かし健康分野で新たな価値を創出している▽ロボットやAI(人工知能)等の革新的技術の導入やウィズコロナ時代にも対応した働き方改革が進み、雇用のあり方が大きく変わる→人間にしかできない付加価値の高い仕事分野で人材活用が進み、デジタル通信技術等を活用したリモートワークにより須坂に住みながら柔軟に働く人が増える
 ▽須坂長野東IC周辺開発により県内外から新しい人の流れが生まれる→観光集客施設エリアと蔵のまちの伝統が息づくエリア双方がうまく融合した魅力のあるまちとして知られ、まちのファンが増加▽地球温暖化がさらに進み、全国有数の産地として知られるぶどうなどの果樹栽培が大きな影響を受ける→温暖化の克服に向けて、新しい品種の開発や栽培方法等の研究などが産学官連携で進められ、新しい農業の高付加価値化や競争力強化が実現

2021-01-01 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1000円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。