【台風19号から1年(2)】復旧の取り組み〜須高3市町村長に聞く

2020-10-10 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 台風19号が須高地区に甚大な被害をもたらしてから、まもなく1年を迎える。本紙では須高3市町村長に復旧に向けて、これまで取り組んできたこと、未来に向けて準備していること、住民に呼び掛けていることなどを聞いた。
▼三木正夫須坂市長
 須坂市として、ここ1年、国・県の協力を得ながら、市民と共に災害復旧に取り組んできた。被災住宅の修理は90件のうち82件が完了。国道406号の路肩崩壊などは復旧済み、国管理の千曲川右岸堤防のブロック工は来年3月末に完成予定。県管理の鮎川などの護岸工事を進め、市道の被災5カ所のうち4カ所が復旧、大谷不動線など林道は工事発注した。市報9、10月号で台風災害への備え、避難行動の仕方などを広報したが、今後も被災された市民への継続的支援と、市民の防災意識の向上に努めていきたい。

▼市村良三小布施町長
 千曲川河川敷の畑の排土作業が終わり、果物などが収穫できるようになって良かった。浸水したお宅のうち、今も5軒が仮住まい。早く元の状態に戻れるよう、また新しい生活がスタートできるよう今後も支援する。今月中に千曲川と松川を合わせた新しいハザードマップを全戸に配布する。これまで考えられなかった千曲川堤防の越水が実際に起きた。町全体に災害への危機意識が高まった。小布施は小さな町ではあるが、環境問題を含め、地球規模の気候変動に対する取り組みもしっかりやる。

▼内山信行高山村長
 早めに警戒態勢をつくり、正確な情報を少しでも早く村民に周知できるように取り組んでいる。防災行政通信システムは、各世帯の戸別受信機を無線から音声がクリアな有線に切り替える作業がだいぶ進み、年度内に完了する予定。役場庁舎に太陽光発電や蓄電池設備を設置するなど防災拠点の機能も強化している。現在はコロナ対応を踏まえた避難所の在り方を再検討している。住民同士の絆、地域のまとまりが重要になる。

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