須坂市消防団が総理大臣表彰〜昨年の台風19号で人命救助や被害軽減に貢献

2020-09-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 昨年10月の台風19号災害に際して人命救助や被害軽減に多大な貢献をしたとして、須坂市消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰を受け、このほど、中村公彦団長が市役所に三木正夫市長を訪ね、受賞を報告した。

 須坂市消防団(現在の団員数861人)は昨年10月12日午後3時過ぎ、正副団長(当時は田中敏勝団長、中村公彦・関延之副団長)が消防本部に集まり、4時前に全11分団に各詰め所への参集を指示した。それ以降▽12日=370人▽13日=357人、夕方に北相之島町で発生した火災対応=112人▽14日=25人▽16日=31人▽21日=2人▽26日=27人▽27日=28人―の延べ952人が出動した。
 活動は住民の救助、土のう積み工・月の輪工を用いた水防、警戒巡視、排水、水門操作など多岐にわたり、住民の救助では救命ボート4台をフル稼働させて、水に浸かった北相之島町から84人を助け出した。14日以降は九反田町での水防や北相之島町での泥の除去なども行った。その功績により、今年2月に水防功労者国土交通大臣表彰も受賞している。
 報告式で、三木市長は「大変過酷な状況の中、素晴らしいチームワークと迅速な活動で市民の生命・財産を守っていただいた。その多大な功績に対して、市民を代表して深く敬意を表したい」と感謝の言葉を述べた。
 これに対して、中村団長は「各分団がそれぞれの役割を果たし、消防団として少なからず貢献できたものと思っている。振り返ればボート救助が一番大変だった。夜通しの団員もいて、皆が本当に頑張ってくれた。受賞は団員の家族や地域の皆さんの多大な協力のたまものであり、感謝したい。今後出動する際には昨年の教訓を生かして、しっかりと対応していきたい」とあいさつした。
 須坂市消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰を受けるのは昭和56(1981)年8月の台風15号災害、いわゆる「五六災害」における活動に対して以来、約40年ぶり2度目。
 また、今回の表彰は須坂市を含め東北信の11消防団が同時に受けている。

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