【須坂市議会】感染者の災害専用避難所検討〜一般質問で市が答弁

2020-07-04 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会6月定例会は23日〜26日に14人が一般質問した。
 堀内章一議員の「新型コロナ感染拡大による市の執行停止事業額は」に市は、中止事業として須坂ハーフマラソン、カッタカタまつり、みんなの花火、壮年ソフト大会、女性ソフトバレー大会、信州岩波講座、峰の原自然体験学習、中高生海外研修、三浦市親善交流―を挙げた。「現時点での影響額は約3,000万円程度」とした。
 避難所への濃厚接触者の避難について、同議員と佐藤寿三郎議員が質問した。市は県避難所運営マニュアル策定指針の改定によると、警戒レベル1、警報級の可能性「大」が発表された場合、県から市町村別の濃厚接触者数の連絡が来る。専用スペースか、専用避難所を確保することになるが、専用避難所を考えている、とした。
 避難所で発熱、せき等の症状が現れた人は専用避難所に移動。保健所の指示により医療機関を受診し、医師の判断の下でPCR検査(ウイルス遺伝子増幅検出法による)を受ける。検査結果が出るまで専用避難所で避難生活をするとした。
 新型コロナが終息しない中で災害が発生した場合(堀内議員の質問)に市は「感染症と併せた複合災害に対応しなければならない。市単独で被災者の救援等ができない場合、県市町村災害時相互応援協定や姉妹都市等との応援協定、総務省の被災市区町村応援職員確保システムによる応援を活用する」とした。
 荒井敏議員の「台風19号災害復旧」についての質問に市は「千曲川左岸(決壊した長野市側)の村山橋―小布施橋間の堤防を県道とすることにより、結果的に堤防が高くなることについては須坂市側も同じ高さを国に要望していく」とした。
 県管理河川の被害状況について、鮎川5カ所、百々川・八木沢川各3カ所、松川2カ所とした。「県須坂建設事務所が現在護岸工、根固め工、止水矢板工などの災害復旧工事を進めている。河川に堆積した土砂の掘削も進めている」。
 米子瀑布に通じる林道米子不動線は、起点(亀倉)から約6km地点で大規模な地滑りの発生が疑われ、現在、ボーリング等で詳細な調査をしている。結果を基に工法を検討し、来年度から対策工事をしていく。
 また、起点から約9kmの2カ所は、道路が大規模に崩落している。本年度補助事業を行い、復旧工事を年度内に完了する予定。「林道全線の復旧は複数年かかる」とした。
 五味池は、56号カーブ付近の路肩が崩落。復旧工事は8月中旬完了の予定とした。
 新型コロナによるインター周辺等開発への日程変更は(佐藤議員の質問)に市は「進出予定企業から計画中止や延期の話はないが、影響も考えられるので開発事業者の進捗(しんちょく)状況に注視していく」とした。

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