2020-01-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂ミニバスケットボール教室の男子チームはこのほど、昨年10月の台風19号で被災した長野市の長沼、豊野両地区のチームと、3チーム合同で交流試合を行った。両地区とも練習拠点にしていた小学校の体育館が被災し、練習場所を確保するのに苦労していることなどから、市北部体育館に両チームを招いて実施した。
両チームは近隣チームの体育館を借りるなどして練習はできているが、移動距離が長く、被災家庭の負担も大きいという。こうした状況でも頑張っている両チームに対し、須坂教室の子どもたちは「少しでも励ましになれば」と、一人一文字ずつ書いた「がんばろう!長沼!!がんばろう!豊野!!みんな一緒にがんばろう」のメッセージを体育館の壁に掲示した。
交流試合は各チームが学年ごとに3チームをつくり、代わる代わる1日ゲームを楽しんだ。
須坂教室の関係者は「子どもたちがコート内を元気に走り回っている姿を見て、少しでも復興に向かう力にしてもらえたのではないかと感じた。体育館中に響く子どもたちの元気な声が聞けてうれしかった」と話していた。
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