【須坂市】台風災害の漂着ごみ回収〜千曲川河川敷畑でボランティアと

2019-12-21 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は15日、ボランティアに呼び掛けて千曲川河川敷(福島〜相之島)の果樹畑などで台風19号(10月12日に最接近)による災害漂着物を回収した。地元区民を含む約600人が参加。モモやプルーン、ネクタリン、リンゴなど果樹の枝に絡んだごみや、泥が堆積する畑に落ちたごみを可燃・不燃に分けて搬出した。参加者は一人で、夫妻で、仲間で、団体で励んだ。市内を含む県内が6割、県外4割。遠方は四国・中国からと東北から。
 千曲川右岸河川敷のうち、福島から相之島まで須坂市区間は延長約4.5?。堤防から川までの幅は最大で300m。農地面積は約100ha。果樹生産の樹園地とゴボウ・大根・長芋・葉物などの畑(遊休農地含む)がほぼ50haずつを占める。
 清掃ボランティアによるごみ拾い(堤外地)は、高齢耕作者の要請により実施した。
 福島・村山・相之島に分かれて入った。内訳は福島約150人、村山約250人、相之島約150人、受け付け・誘導・運搬等スタッフ(市職員・市社協職員・JA職員・県看護協会)が約50人。
 ごみは、家庭用品や農業資材、タイヤ、テレビ、枝、丸太など。
 実家が長野市にあり東京在住の20代女性は1人で参加した。「ボランティアは12回目。微力ながら力になりたい」。市内企業に通う40代男性(千曲市)は「市内企業の一員としてお役に立ちたい」。20代の夫妻(須坂市)は「ボランティアは北相之島の住宅に続いて3回目。土日を利用して別々に行動した」。
 20人の岡山市社協は前日の長野市に続いて須坂市に入った。
 愛知県豊橋市の高校生4人組(桜丘高校インターアクトクラブ1・2年生)は、前日長野市でボランティアをして須坂入りした。増野芽愛(めい)さん(2年)は「泥や枝やごみが果樹の上まで絡まっていて水がそこまで来たことが分かった。広い範囲に大勢のボランティアがいて、ボランティアの力は大きい」と取材に答えた。
 終了後、市はボランティアに須坂温泉入浴券(12月末有効)を贈った。同日80人が利用した。16日の取材に市は「畑の中の漂着物はほぼきれいになった」と協力に感謝した。
 泥の堆積は市によると、深い所で約50?。流れが速い所は果樹の倒木もあったという。
 市が来春完了を目指す重機による排土作業(泥の除去)は、耕作者の申請により実施する。市議会臨時会(1月)と国の災害査定(1月中旬)を受けて実施する予定だ。

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