【市議会閉会】市長問責決議案賛成少数で否決

2019-09-28 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会9月定例会は25日、5億1,200万円余を追加する本年度一般会計補正予算案など18議案と平成30年度一般会計歳入歳出決算など認定8件を原案通り可決、認定した。市長問責決議案が宮本泰也、岩田修二両議員から提出され、岩田議員が賛成討論。採決の結果、賛成少数(6人)で否決された。
 市長問責決議案は、三木市長が毎年5月に市内の宗教法人「上高井招魂社」で行われる例大祭に公務で出席し、「会費」として公費3,000円を支出していることに対して憲法学者が政教分離の原則に反し、違憲の可能性を指摘しているとの新聞報道がされたことに対する発言などを取り上げ、行為の重大さを真摯(しんし)に受け止め、道義的責任を明確にするよう強く望むとした内容。
 新聞報道のあった日の緊急質問と記者会見で市長は「政教分離の原則に違反したとは思っていない」「直会(なおらい)の費用で宗教活動を援助したものではない」「例大祭は地域に根付いた習俗的な行事」「私自身が最高裁や地裁の判例を参考に対応を検討したい」と発言。遺憾の意も表せず、「憲法学者の解釈の相違」との見解は考えられない―とした。
 三木市長は閉会あいさつで「上高井地域の伝統的行事として出席し、身近な戦没者の慰霊、追悼のため、遺族に対する社会的儀礼を尽くすという習俗的な行事と認識している。特定の宗教を援助、助長するとは考えていない」と改めて見解を述べた。
 可決された条例案は12件。補正予算案は6件。意見書は「地方財政の充実・強化を求める意見書」「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保を求める意見書」の2件を原案通り可決した。 
 また、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める諮問について、令和元年12月31日に任期満了を迎える塚田厚子さん(64、福島町)と黒岩寿代(としよ)さん(62、相森町)を次期委員候補に推薦することに異議なき旨を答申することに決した。教育委員の任命に同意した。

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