【JAながの須高ブロック】ブドウ過去最高の販売額に(2)〜後継者育成が課題

2019-08-31 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon その一方で2003年度と18年度を比較すると、ブドウ生産量は5,750トンから3,800トンに、部会員数は1,200人から948人と減少傾向にある。長期的な生産地の維持・拡大にはさらなる後継者育成が求められる。
 なお、須高ぶどう部会はこのほど、ブドウ販売額が過去最高となったのを記念して、生産者大会をメセナホールで開いた。
 席上、牧良一JAながの須高地区担当副組合長は「過去最高は皆さんのおかげでブランド力が高まったため。須高のブドウは全国的に評価が高く、シャインマスカットは東南アジアなどで人気。今後シャインマスカットは国内外で産地間競争が激しくなり、私たちはさらに消費者目線を追求して勝ち抜いていきたい」とあいさつ。
 須高ぶどう部会長の藤澤克美さん(小山町)は「シャインマスカットを中心に産地づくりが軌道に乗った。私が栽培する高甫地区では若手の後継者が多くブドウ畑も増えているようだ。今年は7月の長雨の影響か、べと病が少し見られたが、今後は未熟果混入、裂果などの課題を乗り越えて、さらなる品質向上が必要」と話す。

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