【墨坂中】中国杭州から中学生来訪〜須坂民泊も

2019-07-20 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 市立墨坂中(三溝清洋校長)の3年生144人(4学級)は先ごろ、中国浙江(せつこう)省の省都杭州(こうしゅう)市から第六中学の生徒22人(1〜3年)を受け入れ、セレモニーの後、英語・理科などの授業体験、給食も一緒に食べて半日交流した。
 夏休みを利用して来日した。杭州の空港発―大阪・関西国際空港着。ホテル宿泊、東京(新宿・杉並・未来科学館・東京大学・浅草)から前日須坂入りして民泊を体験した。同校訪問は来日4日目のイベント。
 セレモニーは生徒会の山岸翔悟会長や永田匠、田中怜奈両副会長が英語を交えて進行した。歓迎の言葉は三溝校長が中国語で、山岸会長は英語でした。杭州の生徒代表も英語であいさつした。墨坂中は校歌を、杭州生徒はダンスパフォーマンスを披露した。
 杭(くい)の杭州(こうしゅう)は上海の隣のまち。前回のG20閣僚会議が開かれた。学校は生徒の芸術性を重視する特長がある。今は夏休み。世界を見て学ぶ機会に、墨坂中に来校できてありがたいと感謝の言葉が述べられた。チャンスがあったら皆さんも杭州訪問を―と交流を望んだ。
 記念品は校旗、書、生徒作品集と90周年記念誌が墨坂中に贈られた。書の文字には、日本と中国の友好関係が長く続くようにとの意味が込められていると通訳が説明した。
 歓迎セレモニー後、山岸会長は「中国は経済大国のイメージ。普段見ることがないダンスが見られて新鮮だった。中国の文化を知ることができて面白かった。歴史がある須坂と日本についても発信できた」と大役を果たした心境を語った。
 一行(教師3人とガイドを含め27人)は昼食後、富士山を目指してバスで出発した。

2019-07-20 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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