【須坂市】小5の峰の原自然体験〜ペンション分宿定着へ

2019-07-01 09:15 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂市内の小学5年生が峰の原高原で行う自然体験学習の宿泊先が、県の青少年教育施設から民間のペンションに変わって今年3年目。自然環境に恵まれた地域のペンション村を教育活動に生かす取り組みは珍しく、自然学習と地域学習の新たなかたちが定着しつつある。今シーズンも3週にわたる市内11校の自然体験学習が、25日を皮切りに始まった。実施時期がスポーツ合宿などで繁忙期に入る前の狭間という点も合致。ことしは23軒のペンションが協力する。
 峰の原高原自然体験センターの廃止に伴い、2010(平成22)年からは長野県須坂青年の家(1982年・昭和57年開所)が宿泊場所になっていた。しかし県の行財政改革で須坂青年の家も2016年度末に廃止。旧施設は市が県から無償譲渡を受けた。峰の原高原観光協会は市から旧施設を借りて自主運営の可能性を探ったが、昨年断念。来年度中の取り壊しが決まっている。
 これまで自然体験学習の定番だったキャンプファイア、飯ごう炊さんは、昨年度まで旧須坂青年の家の屋外で実施していた。今年度は峰の原高原観光協会が、所有者(仁礼会)の理解を得て、旧テニスコートをキャンプファイアの会場に。飯ごう炊さんの実施は各ペンションの対応により異なる。
 またペンション内の食事は、事前の打ち合わせで、食材や品数、量などを統一。そのほか調理方法、味付けなどについては、各ペンション独自のメニューを味わう。
 市教委では「峰の原高原のペンション村は地域の財産。全ての子が小学生のうちにペンションに泊まるという経験ができるのは須坂ならでは。ペンションにはそれぞれのカラーがあり、オーナー独自の趣味や特技があるのも魅力の一つ。ペンションに協力いただきながら、自然を体験し、地域を知る新たな学習の場につなげたい」としている。

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