千曲川を軸に北信広域連携〜アウトドアで誘客へ

2019-03-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市や小布施町、長野市、中野市、飯山市、国、県などで組織する協議会が策定した千曲川を軸にした地域活性化計画が8日、国土交通省のかわまちづくり支援制度の登録を受けた。千曲川や周辺施設などを生かして、広域でカヌーやサイクリングなどが楽しめる観光ルートの構築、地域活性化に取り組む。須坂市福島スポーツ広場付近や、小布施橋付近、長野市千曲川リバーフロントスポーツガーデン南側などにカヌーポート(船着き場)や遊歩道などを整備したり、催しなどを行う考え。
 千曲川流域では、飯山市と中野市でカヌーやラフティングの体験やイベントが行われている。須坂市や小布施町、長野市では河川敷や堤防に桜や菜の花、果樹が植えられたり、広場などが整備され、イベントが開かれるなどしている。
 こうした資源や施設、イベントを生かすと共に、新たな施設を整備するなどして広域観光を推進する。
 計画では、屋島橋付近から飯山市の湯滝橋付近までの約45km区間で、国が各市町1カ所程度、カヌーポート(親水護岸)を整備する。なだらかな階段状コンクリート護岸を想定している。千曲川沿いの道路をつないだ広域サイクリングロードも設けるなどする。
 民間事業者と連携してサイクリングイベントを開いたり、各種イベントやツアーを企画するなどする。
 同計画は5年計画で、2020年度に設計、21年度から整備に着手する予定。
 須坂市は、福島スポーツ広場付近へのカヌーポート整備に合わせて、案内板や駐車場なども設ける計画。同スポーツ広場は、グラウンドやマレットゴルフ場などがあり、市民の健康づくりや交流の場になっている。付近は果樹園が広がり、春にはモモやリンゴの花が咲き誇る。毎年春にウオーキングイベントも開かれている。
 市道路河川課では「これをきっかけにこの地域を知ってもらい、足を運んでもらったり、観光に結び付けたい」と話している。
 小布施町は小布施橋たもとの千曲川河川公園の近くにカヌーポートを整備する計画。町は公園とカヌーポートをつなぐ遊歩道を整備するなど河川公園と一体で川に親しむ拠点づくりを進める。
 河川公園は桜や菜の花など春の花の名所。地元の山王島の住民が毎年春に花を楽しむ祭りを開いている。河川公園とつながる千曲川右岸の堤防道路はウオーキングやサイクリングコースで人気。約600本の八重桜が沿道に植えられ、桜の景勝地にもなっている。
 町建設水道課は「千曲川沿いには高速道の小布施スマートインターや小布施総合公園もある。いろんな事業展開を考えたい。近隣5市町が協力して川遊びのメッカにしたい」と話している。

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