高校生劇団が初舞台〜須坂市出身の菊池侑希さん主宰

2019-03-02 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 須坂市亀倉町出身の菊池侑希(ゆうき)さん(16、東京都)が主宰、県内・都内の高校生4人でつくる「劇団未来号」はこのほど、須坂市仁礼町の湯っ蔵んど市民ギャラリーで旗揚げ公演を行った。2日間5回の上演に約130人が来場、躍動感あふれる熱演に感動の輪が広がった。
 劇団は菊池さんが脚本、演出、構成等を担当、他の3人も俳優、ヘアメーク、広報、制作、スタッフなど1人何役もこなした。
 公演は2作品。最初に岸田國士(くにお)原作の「紙風船」を上演。菊池さんが原作を現代風にアレンジ、阿部千聖さん(16、神奈川県)と共に主役を演じた。結婚1年目の夫婦が会話、互いに何かを求め、不満をぶつけながらも平凡な生活の中に理想の夫婦像を見つけ出していく。「離婚や不倫などで騒がれている夫婦について、高校生の視点から考えたいと思った。理想の夫婦は、お互いにいなくなるとたまらなく寂しくなる関係だと思う」と菊池さん。
 続いて上演した菊池さんオリジナルの「ヴァンパイア」は織田信長、明智光秀、森蘭丸らが登場、過去と現代が入れ替わる設定。菊池さん演じる光秀と、渡辺綾音さん(17、松本市)演じるヴァンパイア(吸血鬼)との緊迫感のある会話劇が場内を魅了した。光秀は自ら殺した信長の魂がヴァンパイアを通して生きていることを知り、信長の生き残りとヴァンパイアを殺してしまう。
 公演を終えて菊池さんは「お客さんからは脚本も良く本格的な旗揚げ公演だったとほめていただいた。皆さんの温かな応援のおかげで地元で念願を果たせた。まだ未熟だが日本一を目指したい」と決意を新たにしていた。
 主役を演じた阿部さんは「初演技で緊張したが、皆さんの応援を感じて伸び伸びと演じられた」、渡辺さんは「時代劇は初めてだったが懸命に演じた。今後も演劇に携わり、人を元気づけ、生きる希望を与えられる表現者を目指していきたい」と話していた。

2019-03-02 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は930円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。