2018-10-20 07:00 am by 須坂新聞
家庭に眠っている食品を生活に困窮している人に届ける「フードドライブ」が13日、須坂市のメセナホールで開かれた福祉イベント「ふれあい広場」で行われ、市民32人から391点(重量151.8kg)が寄せられた。
フードドライブは、「もったいないをありがとうに」をキャッチフレーズに食品ロスを減らし、生活困窮者を支援する取り組みで、ふれあい広場では3回目の実施。須坂商工会議所女性会が主催し、須坂市役所福祉課、須坂市生活就労支援センター「まいさぽ須坂」の職員も協力してブースを構え、市民からの提供品を受け取った。
対象となる食品は常温保存ができ、賞味期限が1カ月以上あるものなどで、今回は多い順にインスタント食品196点、缶詰・瓶81点、調味料32点、菓子31点、レトルト食品15点などが寄せられた。総数(391点)は前回(244点)を150点近く上回り、同女性会は市民の協力に感謝している。
これらの食品は、NPO法人フードバンク信州(長野市)を通じて、食品を必要としている世帯、地域の支援団体、福祉施設などに無償で届けられる。
なお、フードバンク信州から提供された食品を市内の生活困窮者に届けている「まいさぽ須坂」(須坂ショッピングセンター内)によれば、昨年度は1年間で20世帯に延べ58回、今年度は半年間の9月末日で17世帯に延べ30回届けているという。
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