【須坂市】公務員としての自覚を〜薬物事件受けて研修会

2018-08-27 08:30 am by 須坂新聞

お知らせ icon 先ごろ、須坂市職員が大麻取締法違反の疑いで逮捕、起訴され、懲戒免職となったことを受けて市は21、22日、市中央公民館などで公務員倫理研修会を開いた。正規職員約470人のうち、約330人が出席して、須坂警察署の和田行雄署長から、違法薬物が及ぼす影響などについて聞いた。
 和田署長は、違法薬物の依存性や危険性などを説明。心身に異常が生じ、死に至る場合もあるとした。
 違法薬物の使用やそれによる逮捕は本人だけでなく、家族や職場も信用を失ったり、迷惑がかかる。社会のモラル低下や、治安秩序の維持困難など社会全体にも影響が及ぶとし「一人一人が須坂市の看板を背負っている。市民の代表ということをもう一度思い起こして」と訴えた。
 三木正夫市長は出席した職員に対して「過ちを二度と起こさないよう、改めて一人一人が公務員としての自覚を持って行動し、信頼失墜につながる行為を厳に慎んで。やましいことを絶対にしないということが公務員として一番大切なこと」と呼びかけた。
 市民課の古谷明久さんは「薬物に限らず、自分の行動が及ぼす影響など、先のことをしっかり考えて行動したい」と話した。

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