【峰の原クロカンコース】全天候型コースを整備 〜7月中の利用開始予定

2018-06-23 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 須坂市が進めている峰の原高原クロスカントリーコースの増設工事が間もなく完了し、7月中の利用開始を予定している。雨天時などでも使える全天候型コースを新たに整備した。同クロスカントリーコースは、夏から秋にかけて、駅伝や長距離走など主に陸上競技の高地トレーニングの場として、利用者数が増加傾向にあることから、利便性向上を図る。
 全天候型コースは、既存の芝生コース(1周2?、幅約6m)の外周に設けた。1周2?、幅約3m。ゴムチップ弾性舗装。透水性に優れ、雨天時でも足下をあまり気にせず利用できるという。
 同クロスカントリーコースは、2003年に市が整備した。指定管理者の維持管理組合が管理している。
 市商業観光課によると、利用者数は16年が04年の3倍以上の延べ17,566人で、過去最高だったという。昨年は延べ17,408人。
 夏場は学生の合宿などでの利用が多く、箱根駅伝に出場している強豪校も使っている。一方で、ピーク時はコース上が利用者で混み合うことがある。芝生の傷みも激しいことから、混雑緩和や事故防止、雨天時でも利用できるようにするため全天候型コースを整備した。
 全天候型コースの整備に合わせて、芝生コースのレイアウトも一部変えた。ショートカットコースなどもある。
 同課では「利便性が良くなったので、今まで以上に多くの人に使ってもらえる」と話している。
 工事費は約1億9,900万円。国の交付税措置率8割の辺地債を全額充てた。設計は明和測量設計、施工はマツナガ建設。

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