創成高くますぎクラブ〜販売収益金を福祉寄付

2018-04-21 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂創成高校くますぎクラブはこのほど、地域の福祉向上に役立ててと、須坂市に2万円を寄付した。部長の小林彩佳さん(3年)、副部長の山本美吹さん(3年)と山田晴花さん(2年)が、顧問の小林俊文先生と共に市役所を訪れ、三木市長に手渡した。 
 同クラブでは事業所と協力して開発したオリジナル商品や全国の専門高校が作った商品などを各種イベント会場で「創成まちかどSHOPくますぎ」の店舗名で販売している。
 昨年度は県内のほか青森・群馬・埼玉・千葉・茨城・山梨・新潟・富山・岐阜・大阪・和歌山・鹿児島の13府県の約20校からも商品を仕入れ、市内外(県外は秋田・大阪・浜松など)の30回のイベントで販売した。
 このうち、静岡県浜松市には、ゴールデンウイークに行われた浜松まつりでの須坂の堀直虎と浜松の井伊直虎の「直虎つながりブース」にオール須坂の一員として参加、若い力で盛り上げた。
 寄付金は1年間の商品販売で得た収益の中から拠出したもので、寄付は今回で13回目。
 三木市長から感謝と激励の言葉を掛けられた3人は「1年間いろいろな経験をさせてもらいました。商品ではめんたいジャガバタおやきや村山早生ごぼうのスープがよく売れました。クラブ活動を通じて言葉遣いや接客の仕方、小さな心遣いも学び、呼び込みで声を出しているうちに人前であまり緊張しなくなり、性格的にも明るくなったと思います」などと答えていた。
 また、今年度について「現在部員は3年生8人、2年生7人ですが、新入部員を増やして活発に活動していきたい。事業所の皆さんの協力を得ながら新商品も開発したい」と意気込んでいた。
 今年度は8日の田中本家博物館お客様感謝デーから活動を始め、臥竜公園さくらまつりにも参加した。今後は小布施町大島の玄照寺での境内アート小布施×苗市、須坂市東横町の延命地蔵尊での春季大祭などに参加する予定という。

2018-04-21 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。