人権啓発事業で小山小に「人権の花」〜命の尊さ花づくりから

2016-05-21 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 小山小学校(399人)で13日、人権啓発のための「人権の花」贈呈式が行われた。長野地方法務局と須坂市人権擁護委員、人権イメージキャラクターの「人KENまもる君」「人KENあゆみちゃん」が同校を訪れ、キンギョソウ、ビオラ、アリッサムなど5種類の花の種とプランター(30個)、肥料を贈った。児童が中心になって栽培、管理し、昇降口などに飾る。
 贈呈式で長野地方法務局人権擁護課の渡邉康孝課長は「みんなで花を育て、優しい心を持った大人になって」とあいさつ。寺島寿一校長は「花は言葉を話さないが、咲き方で思いや気持ちを伝えてくれる。笑顔、思いやり、あいさつの花を小山小に咲かせていこう」と児童らに呼び掛けた。
 児童会長の近藤陽斗(はると)君は、JRC委員長の篠原乃愛(のあ)さん、緑化委員長の中沢紘大(こうだい)君とともに栽培用具一式を受け取り「小山小児童会のスローガンに基づき、あいさつ、笑顔、友達いっぱいの学校生活を送り、また種から花を育てることを通して、みんなで協力することや命の大切さについて学んでいきたい」と、お礼の言葉を述べた。
 人権の花運動は、人権啓発事業の一環で、小学生を対象に昭和57年から全国で実施している。

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