『所リ譜』複製を寄贈〜奥田神社総代会が須坂市に

2015-03-07 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 奥田神社総代会(田中宏和代表)はこのほど、『所リ譜』複製本(レプリカ)と桜図譜の拡大パネルを須坂市に寄贈した。
 須坂市指定文化財の『所リ譜』は須坂藩13代藩主堀直虎が父直格所蔵の桜花図本を写本して編さんした桜の図譜で、細密な桜の写生図250図が描かれている。「所リ」は神の木を意味しており、直虎の桜への深い思いが込められている。残存する3冊のうち原本とされる1冊を須坂市立博物館が所蔵している。
 奥田神社は明治13年、須坂藩祖直重と直虎を祭神として創建した神社。平成29年の直虎没後150年祭に向けて神社周辺の「所リ譜の杜づくり」を進めており、今回の寄贈はその一環として、文化財保護の観点から行った。
 寄贈に当たり、田中代表は「多くの人に見ていただき、須坂にはこんなに素晴らしい殿様がいて、文化があったことを多くの人に知ってほしい」、三木市長は「レプリカは本物と思えるような貴重な作品。ある有名な写真家は須坂には寄付文化が息づいていると言っていたが、来館者のサイドに立った寄贈に感謝したい。文化度の高い須坂を発信して」とあいさつした。
 なお、同館で5月10日まで開く企画展「今よみがえる江戸の桜『所リ譜』と須坂藩主ゆかりのお雛さま、印籠・根付」では、今回寄贈されたレプリカと桜図譜の拡大パネルを展示している。荒井清治館長は「保存の観点からの寄贈は大変ありがたい。十分に活用していきたい」と話している。
 企画展の一環として、『所リ譜』などの展示品を学芸員が解説するギャラリートークを3月15日と29日の午後2時から、蔵の町すざか昔を語る会による「直虎と『所リ譜』」をテーマにした紙芝居口演は3月14日午後2時から行う。問い合わせは同館☎026-245-0407まで。

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