2014-08-30 07:00 am by 須坂新聞
須坂市大谷町の須高広域総合プール「サマーランド」は本年度から、指定管理者制度を導入し、利用客の安全対策強化を図るなど、新たな管理運営体制で営業している。民間事業者のノウハウや経営手法を生かし、利用客のニーズに対応したきめ細かなサービスを提供を目指している。
指定管理者は、シンコースポーツ(本社・東京)。県内外の施設で実績があり、県内では長野運動公園総合運動場や中野市民プールなどを管理している。
これにより、サマーランドでは緊急時対策として、プール監視体制を強化するための緊急通報システムを導入。迅速な連絡・通報を支援するもので、監視員の緊急動作に周りが連携できるようになった。
また、誘客対策では短期水泳教室や、ジュニアシンクロ発表会などを開催。県内一の長さを誇る全長120mのウオータースライダーをPRするための看板も新たに2カ所設け魅力を発信している。
須高行政事務組合によると、利用客は7月21日(海の日)に今シーズン最多の2,265人が来場。7月5日の営業開始から約1カ月は前年を上回るペースだったが、最もにぎわいが期待されたお盆期間中に天候の影響で伸び悩んだという。
現場責任者の清水一也さん(33)は、「事故防止対策が大前提」とした上で、サービスの向上を強調。「地域に根付いた施設づくりをしていきたい」と話す。来年以降も新しい企画を取り入れながら、利用客の満足度をさらに高めていく考えだ。
今シーズンの営業は9月7日まで。最終日は流水、幼児両プールとスライダーを無料開放する。同組合では「体制が変わり、安全管理には万全を期している」とし、多くの来場を呼び掛けている。
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