須坂カッタカタまつり〜過去最高の18,000人が繰り出す

2014-07-26 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市制施行60周年記念の第37回須坂カッタカタまつりは19日、中心市街地の駅前通りと国道403号を歩行者天国にしてにぎやかに開かれ、踊り手や観客ら大勢の人たちが繰り出した。今回は60周年記念の連携イベントとして、動画配信大手のドワンゴと子会社のニワンゴが主催する移動式文化祭「ニコニコ町会議」も市営駐車場を主会場に同時開催、相乗効果もあって、まつりの参加・来場者は過去最多の約18,000人を数え、記録と記憶に残る市民まつりとなった。
 当日午後、須坂市には大雨・洪水警報と雷注意報が発表されており、3時半からスタートしたおまつり広場では雷雨に見舞われた時間帯もあったが、夕方からは天気も安定。路上には食・衣類・雑貨など多彩なフリーマーケットが約50区画並んで例年以上のにぎわいとなり、ステージパフォーマンスではウィークエンドログハウスがバンド演奏、ダンスパフォーマンスでは子どもから大人まで8グループが日ごろの練習の成果を披露した。
 ダンスの最後では須高防犯協会連合会女性部(須高エレガント)が特殊詐欺撲滅ソング「だまされないぞ」に合わせて創作したオリジナルダンスを参加者全員で踊った。
 メーンイベントの踊りの祭典には昨年より2連少ない56連(申し込みは117人多い3,111人)が参加。市消防団音楽隊パレードに続いて、6時過ぎ、三木市長の開会宣言でスタート、正調須坂小唄や新須坂小唄に合わせて老若男女が練り歩いた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて「それっ」と元気にジャンプ、パワーを爆発させていた。
 大休憩では恒例の竜みこしが繰り出し、昇竜太鼓の威勢のいい響きが祭り気分を盛り上げた。
 また、本部テント脇の一角などでは市赤十字奉仕団が東日本大震災被災地支援の義援金を募り、須坂市花火大会実行委員会が20日に開催した「須坂みんなの花火大会」のPRと募金活動を行った。東日本大震災には9,185円、花火大会には8,212円が寄せられ、両団体は市民の協力に感謝している。
 主催の実行委員会では「3つの警報・注意報が発表されている中で、予定していたイベントをほぼ予定通りに行うことができ、関係する皆さんに感謝したい。今年はニコニコ町会議を見に来た人たちがカッタカタまつりも見てくれて、例年をはるかに上回る人たちにまつりを楽しんでもらった。今後も多くの人たちが元気になり、楽しんでもらえる市民まつりを目指して、さまざまな工夫や検討を加えていきたい」と話している。
 なお、コンテストは従来のデコレーション(山車)と仮装の2種目に、市制施行60周年の特別企画として踊りも加わり、次のような結果となった。
【デコレーションコンテスト】▽最優秀賞 東横町連▽優秀賞 八幡町連(なお、子どもデコレーションは全6連が奨励賞)
【仮装コンテスト】▽最優秀賞 旭小キッズ連▽優秀賞 須坂剣道連盟連▽特別賞 須坂小学校チーム6松連 いけいけ相森連
【踊りコンテスト】▽踊りが美しかったで賞 須坂市保健補導員会連▽元気がよかったで賞 須坂小学校チーム6松連▽連がそろっていたで賞 旭小キッズ連▽がんばったで賞 ふれあい連▽みんなに選ばれたで賞(参加連の投票で決定) 旭小キッズ連

2014-07-26 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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