2014-01-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、昨年中に火の見やぐらに登ることなく半鐘がたたける地上操作型半鐘たたき装置2基を市に寄贈した中沢製作所(幸高町)に市長感謝状を贈った。贈呈式は市消防本部で行われ、塚田茂消防長が中沢光男社長(84)に賞状を手渡した。
装置はやぐらの下からワイヤを引くと、やぐらの上にある木槌が動いて半鐘が鳴る仕組み。市産業コーディネーターの坪井開さんが消防団員から「やぐらに登るのが怖い」との話を聞き、中沢社長に打診、市地域研究開発促進支援事業を活用して開発に着手し、試作や改良を重ねて完成にこぎつけた。2基は八幡町と豊丘上町の火の見やぐらに設置した。
贈呈式で、塚田消防長は「消防団員の危険防止につながるもので大変ありがたい。有効に活用させていただいている」と感謝。これに対して、中沢社長は「感謝状は思いもよらないことで、大変恐縮している。やりたいことはいっぱいある。これからも皆さんの役に立つ製品を作っていきたい」と話した。
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