2013-02-17 07:00 am by 須坂新聞
長電バス運転手の宮沢利忠さん(64、長野市松代町)と、須坂駅ビルでカフェを経営する小林佳容さん(44、須坂市馬場町)は、高山村と須坂市のご当地ソング「高山恋暦」と「須坂町巡り」を制作した。フォークソング調のメロディーに名所や名物などが歌われている。「歌で地域を元気にしたい」との思いが込められている。
「高山恋暦」は、恋に落ちた男女が四季ごとに高山村を訪れる様子を歌にした。恋する女性の心情と共に、春はシダレザクラ、夏は松川渓谷、笠岳、雷滝などの自然、秋はたわわに実ったリンゴ畑の風景などの描写が添えられている。
「須坂町巡り」は、往時の面影を残す蔵の町並みや街道の様子、臥竜公園の桜、菊花展、竜ケ池などの情景が歌われている。
「高山恋暦」「須坂町巡り」とも宮沢さんが作詞、小林さんが作曲、西沢三泰さん(須坂市馬場町)が編曲。ボーカルは清水小百合さん(須坂市八幡町)が担当した。
宮沢さんは15年ほど前から趣味で作詞をしている。コンテストで採用されたり、自身で歌った曲を出したこともある。バス運転手として須高地区の路線を運転していて、2曲ともその際に車窓から目にした景色などを歌詞にした。
小林さんはバンド活動をしていて、地域活性化を目的に、経営するカフェで定期的に音楽などのイベントを開いている。そのイベントに宮沢さんが訪れて、小林さんの考えに賛同し、詞を提供して曲づくりを依頼した。
2曲ともすでに地元の各種イベントで披露している。CDにはメロディーだけのカラオケバージョンも収録されている。
2人は「高山村や須坂市には素晴らしい宝物がたくさんある。歌を通して多くの人に伝えたい。覚えやすい曲なので、さまざまな場で幅広い年代の人に歌ってもらえれば」と話している。問い合わせは雑貨&カフェ「クッキー」☎026-248-8108まで。
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