毛糸の帽子を宅老所に寄贈〜須坂の伊藤俊子さんら

2012-12-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 編み物教室を営む伊藤俊子さん(80、須坂市北横町)とボランティアはこのほど、須坂市内の宅老所6カ所を訪れ、毛糸の帽子やマフラーなど540個をプレゼントした。
 このうち宅幼老所わくさん家(和久井進代表)では約60個の毛糸製品を贈った。好みの帽子を手にした利用者らは身につけて「あったかい」と喜んでいた。伊藤さんは「これから寒くなる季節。地域の方を少しでも温めてたい」と話し、和久井さんは「日に日に寒さが増す季節に素晴らしい贈り物。利用者の笑顔が印象的」と感謝していた。
 伊藤さんは福島県郡山市出身。昨年春の震災に心を痛め、ボランティア約50人と共に編んだ帽子などを持参して、福島県田村市や栄村などを何度か訪れてきた。ことしも春に続いて、11月にも田村市を訪れて真心の品を届けた。伊藤さんは「福島県は放射能の影響もあってか復興が遅れていて残念に思う。今後も地元を大事にしながら被災地支援を続けたい」と話している。

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