県警広報紙で3年連続最高賞〜須坂署東駐在所の太田計佐廣さん

2012-12-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県警察本部はこのほど、県内の交番や駐在所に勤務する警察官や交番相談員が作製した「広報紙コンクール」の審査を行い、須坂署東駐在所勤務の太田計佐廣さん(56)の作品が最高賞の金賞に選ばれた。太田さんは3年連続の金賞。「賞を取ることが目的ではないが、3年連続で受賞したことは今後の励みになる」と喜んでいる。
 18回目の今回は、警察官が作ったミニ広報紙と速報、警察官OBらが務める交番相談員が作ったミニ広報紙と速報の計4部門に、県内各署から77点が推薦され、題材の選択、記事の内容や分かりやすさ、見栄えの良さなどを基準に審査した。
 太田さんは3回とも警察官・速報の部での受賞。今回は秋の行楽シーズンなどで留守がちになる家の戸締まりを呼び掛けたもので、10月の全国地域安全運動に合わせて作製、回覧板で地域住民に周知した。イラストは毎号元女性警察官で須坂署に勤務していたこともある妻順子さんが鉛筆で手描きしており、今回も夫婦合作で作り上げた。
 太田さんは広報紙を手掛けて11年目。ミニ広報紙は毎月1回、速報は時期に合わせて年4回平均で発行。「地域での実践活動と広報紙による活動をバランスよく連動させることで事件事故の発生防止に効果があると確信している。デジタル時代にあえて手描きのイラストにしているのはアナログでなければよく伝わらないものもあるから。これからもできる限り継続して、地域のの人たちに役立つ情報を発信していきたい」と話している。
 太田さんは平成14年3月から4年間小河原駐在所に勤務、須坂署は2度目の配属で、東駐在所には20年3月から勤務している。
 須坂署の平林誠署長は「受賞作品はインパクトがあり、住民の皆さんにも分かりやすく伝わったと思う。須坂署としても3年連続で金賞を受賞でき、大変ありがたい。交番や駐在所の活動は地域に密着しており、いかに情報を集め、いかに周知していくかが重要。今後もきめ細かな活動や広報で、地域の安全安心に努めていきたい」と話している。

2012-12-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。