2012-02-11 07:00 am by 須坂新聞
「県の看護人材養成に係る検討会」(委員7人)は7日、県庁で第4回全体会を開いた。県立須坂看護専門学校の2年課程の早期閉科と、3年課程の機能強化策として学生の選択による通信制大学との併修制を導入して4年に延伸する「3年課程の4年教育」とする方向を固めた。県は今後県として検討する。県の決定後は国と相談して厳しい承認や認可の手続きがあるとする。
看護人材養成の在り方や看護職員需要に対応した県立看護専門学校の役割、新規就労者の確保・定着の支援方法を検討するため、昨年2月に設置した。
北信地域の2年課程は同校を含めて2校ある。受験資格となる准看護師の養成校は1校あり、定員充足率からみて同校2年課程を閉科し、民間養成機関に委ねることが望ましいとの方向を固めた。県は最短で平成25年度募集停止(24年度入学生が卒業する26年3月)との見方を示した。
一方、3年課程の4年教育(修業年限4年)は、入学1年目から授業の合間に自己のペースで通信制大学の単位取得に取り組むことができる。学士の取得で専門看護師などの高度資格へステップアップも可能となる。県は最短で26年4月入学生から移行との見方を示した。4年延伸により同校の単位取得を8単位ほど増やす対応も。
2012-02-11 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy