前向きな人生、高齢者の見本〜真島一郎さん内閣府表彰

2012-02-05 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市上八町の真島一郎さん(79)は昨年内閣府が選定する「エイジレス・ライフ実践者」を受賞、その記念祝賀会と演奏交流会がこのほど、高甫地域公民館で開かれた。
 エイジレス・ライフ実践者は、地域で社会貢献している65歳以上の個人、グループを表彰。個人では全国で7人、長野県で2人が選ばれた。真島さんは「高齢期にハーモニカ演奏を身に付け、健康でボランティア活動する姿は高齢者の見本」として評価された。
 真島さんは69歳から市公民館の生涯学習講座でハーモニカを習い始めた。猛練習を重ね、現在は市内の6グループ約60人に教えている。その傍ら、福祉施設などでボランティア演奏を行っている。
 祝賀会で、真島さんは「残りの人生を趣味や地域活動で充実させたいと思い、ハーモニカを始めた。人生何でもよいから歴史をつくれ―との師の励ましを糧に努力した。高甫地域公民館の一色修治館長の推薦で大変な賞をいただいた。今後も一人でも多くの人に楽しさを伝え、須坂だけで大会を開けるようにしたい」と夢を語った。
 来賓のハーモニカ振興会長野県支部長の小沢英輔さん(長野市)は「真島さんは全てを前向きに受け止め、成し遂げる信念がある。そして人柄も優しく温かい。真島さんは私たちの誇り。これからも生き生きとした人生を送ってください」と励ました。
 演奏交流会では、真島さんが教えている6グループが演奏。真島さんは各グループと一緒に演奏した後、古賀メロディなど3曲を独奏。特別演奏として、全日本ハーモニカ連盟理事の島崎忠さん(埼玉県)がタンゴの名曲を披露、花を添えた。

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