井上ビオガーデンにバタフライ・ハーブ園

2011-12-24 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon インター須坂流通産業団地緑地公園「井上ビオガーデン」(須坂市幸高町)を造園・管理・運営する「緑地クラブ」(小林紀雄代表)は先ごろ、チョウが集まる公園を期待して「バタフライガーデン・ハーブ園」を造った。井上、須坂千曲両保育園児や井上小4年生に呼びかけてハーブを植えた。一方、公園内に休憩施設「あずまや」を建てた。県の地域発元気づくり支援金270万円余の助成を活用した。
 園児は井上58人、須坂千曲10人。ハーブの植え付けのほか、サツマイモやミニリンゴの収穫も体験した。
 井上小4年生は松、竹組合わせて49人。ハーブ茶にもなるローマンカモミールやローズマリー、タイムなど15種類を植え付けた。
 あずまやは、高さ3m、間口・奥行き3mの方形(ほうぎょう)造り。屋根は二重の化粧造りでトタンぶき。4本柱は杉の5寸角。桁周りはカヤ。差し桁と束(つか)はヒノキ。テーブルを含め、いずれも国産材を使用した。黒岩工務店が請け負った。ベンチは有志が寄付をした。
 小林代表は「せせらぎの音が聞こえ、周りにハーブを植え、どちらも癒やしになる。工業団地の従業員や孫を連れたお年寄りなど地元の癒やしの場にもなる。活動は周囲のご理解や善意の気持ちで成り立っていて、大変ありがたい」と話す。

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