2011-09-25 07:00 am by 須坂新聞
須坂園芸高農業経済科情報会計コースは、市内の耕作放棄地で栽培した小麦で食パンなどを作り、30日午前11時半から、須坂市役所多目的防災広場で販売する。3月に初めて実施し、好評だったことから種類を増やして再び販売することに。活動を知ってもらうと共に、市場調査を行って商品開発に生かす。
同コースでは2年前から、耕作放棄地解消や地域活性化、地産地消などを目的に、比較的労力のかからない小麦の栽培研究をしている。五閑町の元水田と井上町の元ブドウ畑だった耕作放棄地を整地し、合わせて約30アールでパン用小麦「ユメアサヒ」を作っている。ことしは6月に約450kgを収穫した。
昨年より収量は多少増えたが、排水性が改善しなかったり、雑草が生い茂り「耕作放棄地になってしまうと元のように生産力、地力を取り戻すに時間がかかる」という。
パンは食パンとフランスパン、ロールパンで、製造は信濃食産(米持町)に委託、茶色い色合いともちもちした食感が特徴という。値段はいずれも270円で、売り切れ次第終了。問い合わせは同校柳沢教諭☎026-245-0103。
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