須坂フルーツを銘菓に〜地元研究会

2011-09-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市の製菓店などでつくる信州須坂フルーツスイーツ研究会は14日、地元産果実を使った創作菓子の食味会を市公民館で開いた。同会は新たな須坂銘菓の誕生を目指しており、今回はナガノパープル、プルーンにハチミツなどを素材にした菓子を持ち寄り、「ハチミツとブドウの組み合わせはおいしい」などの意見が出された。
 当日は、御菓子処つたや本店、コモリ餅店、盛進堂製菓舗、湯っ蔵んど、須坂技術学園などが参加。試作品はナガノパープルを使った大福、シュークリーム。プルーンを使った大福や羊羹、ピザ、ハチミツのラスクなど8種類。鈴木養蜂場がハチミツの性質などについて説明した。
 会員からは▽チーズとハチミツ、ブドウの組み合わせはおいしい▽須坂独自のスイーツを▽素材のおいしさを生かす▽試行錯誤で個性、いいものを出す▽ブドウは加工が難しい▽見た目の演出が大事▽酸味があり鉄分が多いプルーンは女性にアピールできる▽飲み物との組み合わせを▽ハチミツの健康面でのメリットをアピール▽パン、ピザにフルーツを使うのは斬新▽信州らしくそばハチミツを使ったら―などの意見が出された。
 霜田剛会長は「試作品の中には即販売につながる優れた品もある。今後も須坂銘菓が生まれることを期待し活動を続ける」と話す。次回は11月中に乾燥果物・野菜のスイーツへの応用などで意見交換する。10月23日には同会らが主催する須坂フルーツスイーツコンテストが開かれる。

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