須坂市議会答弁〜住宅リフォーム上限10万円助成

2011-06-25 10:37 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会6月定例会は21日〜23日、13人が一般質問を行った。酒井和裕、岩田修二、竹内勉の3議員が予算額3,000万円を計上する住宅リフォーム助成制度をただした。
 市は現在、最終検討する「市住宅リフォーム支援事業補助金交付要綱(仮称)」について、対象住宅や対象工事、補助率、限度額の概要を示した。
 対象住宅は①本人や親族が所有・居住する一戸建て住宅、店舗・事務所など併用住宅は住居部分、マンションは専有部分が該当②下水道への接続と住宅用火災警報器の設置が完了している住宅③今回のリフォームにあわせて下水道接続と住宅用火災警報器の設置が完了する住宅―とする。
 対象工事は、市内に本店を有する法人か、市内に住所を有する個人事業主(市内業者)が行う20万円以上の住宅リフォーム工事とする。補助率は対象経費の20%以内。最高10万円を限度とする。その他申請者、施工者の納税状況の確認が条件。
 市は3月議会の答弁で「現時点では考えていない」とし、6月議会で制度創設に至った理由として「東日本大震災や県北部地震が企業活動や市民生活に影響を及ぼし、災害に対する危機意識が高まったことなどを受けて、4月、戦略的総合経済対策本部を設置し、国等の対策と整合を図って緊急を要する対策や中長期的・戦略的な対策を行うこととした。その一つとして市内業者が行う住宅リフォーム工事の一部に補助を検討した」。
 さらに「地元業者の受注機会が拡大し、地域経済の活性化と住環境の向上、福祉の増進、個人事業主も工事業者となり、匠(たくみ)の技(わざ)の継承ともなる」とした。
 一方、西沢えみ子議員が学校給食への地元農産物の供給量について質問した。
 市教委は「平成22年度の米飯約47トンすべてに須高産米キヌヒカリを使用した。野菜や果樹の使用量は約154トンで地元産は約17トン。使用率11%」
 「根菜類(大根、ゴボウ、ニンジン等)約75トンのうち地元産は約4.5トン。使用率約6%。葉菜類(キャベツ、ホウレン草、白菜等)約42トンのうち地元産は約3.3トン。使用率約8%。果菜類(カボチャ、キュウリ等)約12トンのうち地元産は約3トン。使用率約26%。キノコ類約4.5トンのうち地元産は約2トン。使用率約45%。果樹類約9.2トンのうち地元産は約4.1トン。使用率約44%」
 「ブドウ、梨、リンゴ、プルーン、桃は100%地元使用。ナス、キュウリ、大根、白菜、カボチャ、エノキタケは月によって全量地元使用」とした。

2011-06-25 10:37 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。