2011-02-20 07:00 am by 須坂新聞
チアリーディング・ダンスの地区大会「ＵＳＡリージョナルス2011東京大会」は５日、東京の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開き、チアリーディング部門小学生以下編成レベル３でＳＵＺＡＫＡ ＣＯＬＴＳ（須坂コルツ）が優勝に輝いた。同時に基準点もクリアし、３月28日に千葉県の幕張メッセで開く全国大会「ＵＳＡナショナルズ2011」の出場権を獲得した。
須坂コルツはチーム「コルツ」長野チアリーディングスポーツ少年団の須坂チームとして2007年４月に結成した。全国大会への出場は初めてで、同少年団としては３年ぶりとなる。
チアリーディングは明るい笑顔、元気のいい掛け声、シャープな動きでいかに観客を魅了できるかを競う。決められたレベルの中で２分半の規定時間内に、バック転や側転などのタンブリング、組み体操のスタンツ、ダンス、声を出して応援するコールなどの要素を組み合わせた演技を披露し、演技構成・技の完成度・観客へのアピールなどを総合的に評価する。
須坂コルツを含め３チームが出場した同少年団の斉藤浩明事務局長（長野市）は「全国大会出場を目標に照準を合わせてきて、須坂が達成してくれた。普段以上でも以下でもなく、練習の成果を出し尽くせた。危ない場面もあったがよく踏ん張ってくれた」とたたえた。また「全国大会は独特の雰囲気があるが、思い切り須坂コルツらしく演技して、大会を楽しんでほしい」と期待する。
駒津雅生キャプテン（仁礼小６）は「夏の大会では２位と悔しい思いをしたので、今回は１位を取ってみんなで喜び合うことができた。スタンツなど難しいところを特に集中して頑張ってきた。ミスはあったと思うが、練習通り完璧な出来だった」と笑顔を見せた。
表彰式で全国大会出場が発表された瞬間はみんなで泣いて喜んだという。初の全国大会へ向け、29人のメンバーはさらに熱の入った練習に励んでいる。駒津キャプテンは「結果はどうでも、みんなで頑張ってきた成果を幕張メッセのステージで精いっぱい発揮したい」と意気込んでいる。
〔須坂コルツ〕駒津雅生（主） 元田瑚乃 森川菜央＝６年 五嶋明里 田中春花 豊田芽生 増田梨沙 丸山杏実 松尾優芽花 山岸茉紘 山崎千里＝５年 大島真由 黒岩千暖 春原奈歩子 土屋咲 服部つく詩 丸山萌香 森川育実 吉田凜乃＝４年 島田瑛那 滝沢綺菜 牧千颯 三田真白 宮沢遥 元田葉瑚＝３年 丸山桃果＝２年 小川莉央 三田唯生 持田朱璃＝１年
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