2010-01-23 08:00 am by 須坂新聞
県立須坂病院(斉藤博院長)は、医療機関を客観的に評価する第三者機関「財団法人日本医療機能評価機構」(東京)から認定を受けているが、今月10日付日本経済新聞が同機構で高評価だった70病院を掲載し、長野県内では長野市民病院とともに全国のモデル病院として紹介された。
同機構は平成7年設立。機能評価は医療機関の改善目標が具体的、現実的に把握でき、地域住民や患者、他の医療機関等へ評価内容の情報提供が保証され、職員の自覚や意欲の向上、経営効率化、地域医療への信頼性向上が期待される。
同機構の認定は全8,766病院のうち2,576病院(平成21年12月4日現在)。県内では49病院が認定を受けている(非公表を除く)。県立須坂病院は5年前、バージョン4で受審した。認定期間は平成17年1月24日〜22年1月23日。
全国のモデルとなる70病院の公表は、日本経済新聞社が「日経メディカル」誌の協力を得て実施した「日経実力病院調査」で、結果公開に同意し、厚労省が疾患ごとの症例数(診療実績)を公開している1,159病院を対象に、各項目の点数を合算して75点以上を公表した。
県立須坂病院の白鳥博昭事務部長は19日の取材に「日ごろから患者さまのためによくしようと努力した結果が評価となって表れたことは、素直に喜んでいいと思う。機能評価は考え方が整理されていることで、患者さまには十分受け入れられていないこともある。声を十分聞いて目の前の患者さまを大事にしていきたい」と話す。
昨年11月に審査を受けたバージョン6は今後認定される方向にあり、3月までには認定証が届く予定という。
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