【JA須高】井上地区に直売所計画

2010-01-17 09:00 am by 須坂新聞

農業 icon JA須高は12日、須高3市町村長ら約20人を招いて新春農政懇談会を開いた。藤沢洋組合長は新年度事業として「井上地区に直売所を開設するとともに果実の販売促進を図るため直販部署を設置したい」とした。
 藤沢組合長は「直売所は、農家が自ら販売価格を決めて直接消費者に売る、顔の見える場だ。定年帰農者の参加や食文化を伝える場としても重要。既存3施設とともに振興を図りたい」とした。
 直販部署について「種なしのナガノパープルやシャインマスカットなど良い物は高く売れる。地域果実の生産拡大、品質向上を図るなど元気の出る農家育成を図る部署としたい」と抱負を述べた。
 また「高山りんご共選所が団体の部でNHKなどが主催する全国農業賞の県代表となり、全国表彰が期待される」と紹介した。
 三木須坂市長は「須坂農産物は東京市場でも高品質で種類も豊富との評価がある。JAなどと協力して自信を持って販売したい。直売所の設置基準は厳しくなっているが、実現に尽力する」とした。
 市村小布施町長は「町内外、大小にかかわらず企業とのコラボで農産物の販路拡大を図りたい。加工用リンゴやサクランボなどクリ以外のブランド化を図り、果樹の町をPRしたい」とした。
 また、JAに対して、市場以外の販路拡大を求めるとともに▽須坂、小布施、高山のブランド化を▽より一層の営農・経営指導を―などと要望した。 
 久保田高山村長は「リンゴ、ワインブドウのブランド化や環境保全型農業を目指す。4月開設の観光情報センターで須高情報を全国発信する」とした。

2010-01-17 09:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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