【BCリーグ】須高選手が3年目へ決意

2009-03-29 09:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon プロ野球独立リーグ・BCリーグは4月11日の開幕に向けて、各地でオープン戦が始まった。23日は長野オリンピックスタジアムで信濃グランセローズと石川ミリオンスターズが対戦し9×3で信濃が勝った。3年目のシーズンに挑む信濃の町田孝行内野手(23、須坂市)と、昨年7月に信濃から石川へ移籍した荻原英生内野手(24、高山村出身、石川県在住)も元気な姿を見せ、開幕スタメンへアピールした。
石川M001100010|3
信濃G00020124×|9

 町田内野手は6回から1番1塁手で途中出場、フライ3本を難なく処理した。本職の3塁手ではない守備位置にも「練習はしていた。どこでも守れるように準備しておく」と落ち着いていた。打撃は7回に確実に犠打を決め=写真、8回には四球で出塁するなど好機を広げ、追加点への足掛かりをつくった。21日に中野市営野球場で行った全足利クラブ(栃木県)との練習試合でも2安打し「調子は上向き」と話す。
 「1打席、1球を大切にしてサインミスをなくし、結果を残せるようにしたい。3年目でチームは優勝という結果が求められる。けがだけはしないように気をつけて、個人としては打率3割以上を目指したい」と目標を掲げた。
 荻原内野手は7回から4番2塁手で途中出場した=写真。調子はいまひとつといい「特にバッティングの調子が良くないが、食らいついていくしかない。開幕に向けて辛抱強くやっていく」と話した。また「昨季はまったくチームに貢献できなかったので、今季は頑張りたい。とにかくチームの勝利に貢献できるように思い切りやるだけ」と気を引き締めた。
 公式戦は4月11日に前期が開幕する。地区が異なる信濃と石川の対戦は前後期各4試合が組まれ、県内では各2試合ずつを予定。北信地区での開催は各1試合で前期は6月19日午後6時から長野オリンピックスタジアム、後期は8月15日午後1時から中野市営野球場で行う。
 信濃は26日にオープン戦の日程を終え、27日から上伊那郡南箕輪村で第2次キャンプをスタートさせた。4月5日まで第2次キャンプを張り、開幕戦に備える。県内での開幕戦は2戦目の4月12日午後1時から、長野オリンピックスタジアムに群馬ダイヤモンドペガサスを迎える。
 町田内野手は「ホーム開幕戦は、たくさんの人に足を運んでもらいたい。温かい声援が力になる」。荻原内野手は、長野で試合をする機会はあまりないが「一生懸命頑張るので、変わらぬ声援をお願いします」と話していた。


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