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市食改協と滝沢登志さんが知事表彰

2008-09-24 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　県民文化会館でこのほど行われた「第40回県食生活改善推進大会」で、須坂市食生活改善推進協議会と滝沢登志さん（82・中島町）が「保健衛生関係功労者等知事表彰」の団体・個人部門でそれぞれ受賞した。16日、会長の涌井美代さん、副会長の関野幸江さん、会計の山岸久子さんと、滝沢さんが市役所を訪問、三木市長に受賞を報告した。
　同協議会は昭和43年に発足。市行政や市内関係団体と連携をとりながら、市民の食生活改善に取り組んできた。内容は▽伝達講習会で減塩やカルシウム摂取などを地域住民へ普及▽子育てセミナーでおやつ作り講習▽「母と子の料理教室」事業で、やしょうま、おやき作りなどの郷土食を普及―など。また市内の各種イベントに協力したり、学校で児童生徒と交流するなど、活躍の場は幅広い。今年春には発足40周年を記念して「からだも生き生き！元気レシピ」を発行し話題になった。会員は現在149人。涌井会長は「受賞は先輩方の努力の結果。私たちはさらに勉強して、安心・安全な食べ物の普及に努めていきたいと思います」と話していた。
　滝沢さんは昭和50年に入会し、現在も現役会員。会長をはじめさまざまな役職を12年にわたって務め、積極的に食生活の改善普及に携わってきた。懇談では「家でもみそは自家製。自然のおいしいものを探すのが楽しい。とにかく食べ物の話が好きなんです」。三木市長は「旬のおいしい料理、おふくろの味が人間の心を豊かにするのでしょうね」と和やかに食談義に花を咲かせていた。
　なお県食生活改善功労者表彰で、小布施町食生活改善推進協議会の呉羽綾子さん（雁田）が個人受賞した。